Carl Zeiss EXTARO 300 Carl Zeiss pico mora special room with Carl Zeiss EXTARO 300 treatment




マイクロスコープ

ドイツ、カールツァイス社製の手術用顕微鏡(マイクロスコープ)
治療部位を拡大してみるための道具で、手術のみならず一般歯科治療に用います。特に根の治療では、肉眼やルーペでは見えないような奥の深いところまで拡大してはっきり観察でき、精密な治療には欠かすことのできない器械です。今まではルーペを用いて歯科治療を行なっていましたが、マイクロスコープを導入してから、見える世界が180度変わるぐらいの大きな変化を感じております。根の治療のみならず、虫歯を削ったり、粘膜を細い糸で縫い合わせたり、治療の多くをマイクロスコープで拡大して行います。最大で約20倍に拡大できます。




虫歯の修復

レントゲンでは神経を残すのが難しいと思われた虫歯も、マイクロスコープで治療行なった結果、神経を温存できました。このような虫歯はマイクロスコープの恩恵をかなり大きく受けています。マイクロスコープを使えば、全ての虫歯が神経を温存できるというわけでは全くないのですが、マイクロスコープを使うことで結果が大きく変わってしまう現実もあります。




虫歯の修復

前歯の歯と歯の間の虫歯をマイクロスコープを用いて修復した後の口腔内写真です。2箇所に詰め物がされております。過去にコンポジットレジンと呼ばれる修復をされており、それがさらに虫歯になっていました。マイクロスコープを除いて慎重に過去の修復物と虫歯を取り除いた後に、もう一度、コンポジットレジンと呼ばれる材料で修復しなおしました(全て保険診療です)。マイクロスコープで見ても、歯質と修復物が一体化しているのがわかります。マイクロスコープを用いることで、より精密な治療が可能になります。




技工用マイクロスコープ
Carl Zeiss, stemi 305

当院には技工士が常駐しております。セレックで作製する全ての技工物は国家資格を有する技工士が責任をもって作製しております。
我々がマイクロスコープを用いると、より精密な治療が可能になります。それは物を作る技工士も同じです。当院の2台のマイクロスコープと同じ、ドイツのCarl Zeiss社製の顕微鏡があります。これを用いて技工物の細かな確認や色付け(ステイニング)を行なっております。